妊娠初期の出血は約8割の妊婦さんが経験するもので、その種類は様々です。
もこぞうも例外なく現在5回の妊娠と2回の流産、2回の出産を経験していますが、出血しなかったのは1回のみ、他は少量大量どちらの出血も経験しています。
今回は二人目(ポコ)の妊娠時に起きた大量出血について記事にしていきます。
1.妊娠初期の出血原因とは?
冒頭でも触れたとおり、妊娠初期の出血は8割の妊婦さんに起きるもの。
それがそのまま流産に繋がるか、妊娠継続につながるかは受精した時点から決まっていることというのを覚えておいてください。
着床出血は受精卵が子宮内にくっつくときに起こる出血なので、大体3週~4週の間に起こる出血。
絨毛膜下血腫については下記の大出血までの過程で説明を挟みますが、こちらの動画をみるとより分かりやすいかもしれません。
youtu.be
助産師さんが運営しているYouTubeチャンネルで、毎度とてもためになる動画をアップされています。
私もポコの時にこの動画を見させていただいて大分心が楽になったのを鮮明に記憶しています。
動画でおっしゃられているように、胎盤を作ろう・赤ちゃんの生きてやる~と頑張った証拠が茶おりだったり出血だったりで現れてくるので、絨毛膜下血腫の場合は量が多いときは少し休みながら日常を続けるぐらいのスタンスでいいのかなという認識です。
子宮外妊娠の場合は、ある程度の週数になると痛みが出てきたり出血が出てくることがあります。
私の母は子宮外妊娠で卵管破裂を起こし、輸血をするぐらいの手術をしました。
その後私が生まれているので、適切な処置や対応ができるように、6週~7週ぐらいまでに受診はした方がいいと思います。
初期流産の場合、私の過去の妊娠記事でも結構触れているのですが…
mocoanpan22.hatenablog.com
mocoanpan22.hatenablog.com
稽留流産時は出血はなく、順調に育っていると思っていましたが、初期診察時から胎嚢の大きさを指摘されており、なんとなく警戒していて…
進行性流産の時は、茶おりからスタートし、鮮血も交じりつつ日に日に量が増えていくといった症状がありました。
初期流産は妊婦の15%におこることで、その9割は受精卵に異常があり(染色体異常などの発育が難しい卵)仕方のないものととらえられています。
なので病院によっては止血剤やホルモン剤を出してくれるかもしれませんが、それを飲んだからと言って止められるものではないということを知ってほしいです。
悲しい出来事ですが、次の妊娠へのステップだと思い前に進むこと、前を向く試みをしていくことを考えてほしいと心から思います。
2.二人目妊娠時の大出血までの過程
ポンさんの時は初期に2回の出血が見られ、どちらも大事には至らない。
いわゆる茶おりでした。
茶おり
すでに出血から時間が経っているもの
今進行形で出血しているわけではないもの
それでも心は折れそうで、本当に大丈夫なのかな…?と不安になっていました。
ポコさんの時は、5週目半ばからずっと茶おりが続いており、時々褐色交じりの出血があったり、生理の終わりかけぐらいの出血があることも…
褐色交じりの血・鮮血
褐色は出血から時間がやや立っているが赤よりの茶でやや心配
鮮血は今進行形で出血してるので医師に相談をする
10週あたりで一度茶おり・褐色のオリモノはなくなりました。
12週の検診時、茶おりがやや出ていたので、先生に相談。
一応見てみましょう。とのことで診察。
特に絨毛膜下血腫は見当たらず、もう安定してきたんじゃないかな。。という見解で診察後また茶おりが出ましたが、診察のせいだと思い就寝。
絨毛膜下血腫
受精卵が胎盤を作る際に子宮の内膜を傷つけてしまい胎盤形成している細胞との間に血腫ができ、些細なことで出血を起こしてしまう血腫のこと。
早朝、生理2日目ぐらいの起き上がった時に血液が大量に解き放たれるあの感覚が襲います。
主人とくっついていた時にそれはおき、念のために着けていた普通の昼用ナプキンが一面真っ赤に染まっていました。
生きた心地がしなかった…
すぐさま病院へ連絡し、主人が起きてポンさんを保育園に送ってすぐに受診。
その時は茶おりが多めに出ていました。
診察しても血腫は見られず。
特に変わったところもなく、胎児も元気なので…
張り止めだけ念のため出しておきますね。とのことで帰宅。
安静に極力しようと寝転がって生活をスタート。
ここでプチコーナー
つわりについて
ポンさんの時のつわりは22週ぐらいで治まり、おいしいご飯を沢山食べていたもこぞう。
初期のつわりはひどくて、ほぼ毎日嘔吐。
食べられはするけど吐いちゃうという悪循環でした。
※もこぞうは嘔吐恐怖症なためそれでも頑張って吐かないよう努力していました笑
ポコさんの時のつわりは、出産するまで続いておりました♬
初期は16週まで吐き、毎日ではないけど…
おいしいと感じないごはんを食べ。
食べている最中はおいしいのに食後は吐き気で憂鬱という日がずっと続きました。
それは出産数時間前までそうで笑
誘発剤で痛みに耐えながら昼ご飯を食べていても同じく気持ち悪くて。。
出産後9か月ぶりの最初から最後までおいしいご飯を食べることができました…
妊娠出産は本当に過酷です…
3.張り止めの中止
大量出血ののち、通常妊婦健診へ行き担当医に相談。
診察時に張り止めを出してもらっていたのです。
ズファジラン(張り止めやや弱い薬剤)の処方をされ2週間飲み、動悸がすごくて…
ポンさんの時に飲んでいた
ウテメリン(張り止めやや強い薬)に変えてほしいと伝えました。
う~ん…張り止め欲しいなら出すけど…海外とかでは効果認められてないんだよね…今出血も止まってるみたいだし、無理に飲まなくてもいいと僕は思うけど…
え?そうなんですか?なら、飲まないで様子見したいです
わかりました。なら今日から張り止め中止で!
了解です
ポンの時は必死に副作用も気にしながら飲んでいましたが、飲んでも飲まなくても一緒…だと!?と驚くもこぞう笑
1日4錠欠かさず飲んでいた当時の私に教えてあげたい笑
結果、張り止め中止した後の出血はなく、順調に経過をたどりました。
4.一人目の切迫、二人目は?
ポコさんの時は8か月から2センチを超え1.8センチの子宮頸管が発見されて入院!と言われたもこぞう。
結果予定日を過ぎ促進剤だったことから、担当の先生はこんなことを言いました。
子宮頸管短くて切迫だったんだっけ?
そうですね、たった三日でしたが入院にもなりました…
それで予定日超過したんだもんね
予定日5日超過して子宮口まだ3センチとかでしたね
ならなんとなく頸管長大丈夫だと思う~…まぁ、見てほしいなら見るけど、どうする?
あの診察台きついので大丈夫そうなら遠慮しときます笑
担当医は結構海外などの学会や報告書などの
エビデンスをしっかり調べてくれている先生だったのです。
不安をあおることもせず、のんびりゆったり診察を重ねてくれました。
頸管を測ると決められている週の健診でしか測られない子宮頸管。
3センチ未満だけど強い張りとか別にないなら大丈夫でしょう~って感じで終わりでした笑
私はこういう先生が性に合っているので、すごく安心して任せていました。
でもきっと心配が勝ってしまったり、真剣に向き合ってほしいと感じる人だとちょっと合わない先生かもしれません。
先生選びは慎重に行うのが吉だと思います!
※現在第三子妊娠中にも張り止めを貰い2週間程度1日3回食後で処方されましたが、その後はもらわずに「経産婦さんだからこれぐらいでいいと思う」という2.8㎝の子宮頸管でOKもらっています!
5.まとめ
ポンさん(第一子)の時も初期出血はあったものの、微量ですぐに止まってたのでポコさん(第二子)の時もそんなに気に留めていなかった初期出血。
というのも、それまでの初期流産からの経験で出血しても生き延びる子は生き延びる。
出血せずとも生きられない子は生きられない。というのを学んでたので冷静でいられました。
ですが、安定期目前の大量出血には心が持たなかった…
主人も仕事半休してくれて急いで受診という運びになりました。
安定期という言葉はただの言葉でしかなく、安定期だからと言って母子共に何事もなく経過をたどること自体奇跡なのかもしれないなと思いました。
結局出血の原因は何だったのか、今でもわかっておりません。
ポコさんが今元気に3歳を迎えられていることに、今でもとても感謝しています。
ポコさんを腕に抱くまで、稽留流産・初期の進行流産・初期出血からの大量出血と沢山の壁があり、ぶつかって主人やポンさんとも悲しみを分かち合い共に乗り越えてきたもこぞう一家。
両親、兄夫婦や従兄妹夫婦①③にはない経験を沢山してきました。
一族で私達と従兄②夫婦のみ。
そう思うと、私は経験をなんでもして人生のプラスに変換するタイプなので、経験できてよかった!苦しむ親族がいれば相談に乗ってあげよう!と考えるけど。
閉鎖的な環境。
比べる対象が、友達や親しかいない。
そういう方達は流産や初期出血、切迫など…
妊娠中のトラブルでどれだけ心労を重ねるか、計り知れるものではありません。
本当につらい、限界と思った時は連絡承っております。
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